第12回西脇市サムホール大賞展に入選
気が向けば応募してきておりました、第12回西脇市サムホール大賞展におきまして、入選しました。
今回こそは絶対に賞を獲ってやる!と意気込んで毎回応募しては賞を逃しております。
入選は嬉しいやら悲しいやらですが、アート、芸術というものは作者の思いの丈をどれだけぶつけているかだと思います。売れてる売れてない、評価が低いというのは関係ないぜ!デザインは自分の思いの丈をぶつけるよりもクライアントの意向がものを言うので、芸術作品とデザイン作品を同じロジックで考える事はできませんが。
ってわかっていながらも賞を逃したり、入選できなかったりすると、やはり凹むのは事実です。
ゴッホだって生きてる間に売れた作品はひまわりの絵が1点だけだったではないか!とか自分に言い聞かせながらもやはり凹むもんです。
賞を獲ったからって売れる訳では無い!いや、ちょっと待てよ、そもそも賞を獲っても売れる訳では無いのに賞も穫れないようでは話にもならないではないか!
やはり生きてる間に売れて、評価されたいもんです。
めちゃくちゃ売れてる村上隆さんは「死んでからの自分の評価の方が大事」とか売れっ子作家ならではの発言をしているのを見ると単純に「すげぇ」っと思ってしまいますね。
自分の作品が売れるよりも未来永劫美術館で常設展で展示されてたするのも確かに大事かもしれない。
今回応募した3作品を全てIllustratorで作成し、作成したデータを印刷会社にサムホールサイズに印刷してもらいました。
私の狙いとしてはデータ作品が受賞し、美術館に買い上げられた作品と全く同じ作品がデータ上で確認できるという面白い現象を体感したかったからです。
NFTの逆をいくようなもんです。
アンディー・ウォーホルも言いました。「私の作品はコピーされたポスターやカードも全く同じ作品だ」と。
そのようなイメージで作成しました。
各作品のテーマを述べたいと思います。
「西武大津の思い出」は私が2006~2009年迄勤務した西武大津店が2020年8月31日で閉店した寂しがあり、素晴らし百貨店があったことを作品に託しました。
入選作品の「神戸と私」は映画「アデル、ブルーは熱い色」の主人公であるアデルをモデルにした神戸を舞台とした作品です。なかなかおもしろい作品になりました。
最後の「マンチェスターの男」はoasisのノエル・ギャラガーをモデルの作品です。一番シンプルな作品です。
3作品ともメインのキャラクターはInstagramにて発表している作品ですが、背景や被ってるヘルメットのディティールは違います。
賞を逃して残念ですが、2人の子どもと初めてパパの作品が西脇市岡之山美術館で展示されるのを見に行くので、そこは嬉しいです。
前回の入選は子どもが生まれて無かったので妻と2人で見に行きました。
これを励みに今後も頑張って行きたいと思います!